相手を倒して勝ったところで、其処に何が残るのでしょうか。
結果を平等にするのは難しいので、参加する機会の平等性を計っている。
それに全て結果が若し平等なら、人々の努力目標が立てられない。
差があるからこそ、それをハンディキャップとして越える為に、自らの能力を奮い立たせる事が出来る。
そして多数の人々の生命と自由も自由にならない。
同じ方向性なのです。
悲しいかな、哀しいかな、これが限られた生命しか与えられていない、人間の持つ弱さなのです。 これ迄の支配者(民主的手段によって選ばれても)の命令によって望まぬ人殺しを強いられ、余りにも多数の若者達が生命を散らしました。
自分の生命のあり方を、自分で決められてこそ、本当の民主主義と言えるのではないか。
だが現代(いま)は違う。
軍事力を行使して同じ地球の民の地から奪った資源を自分達のみとして強大国の民達は喜び歓迎するのか。
自由経済は情報物流伝達の格段の進歩によっていまや世界を駆け巡り富める者はより一層富を得ている。そしてその行き先は?
地球資源は限られており、この地球上に生を得た人々は、この地球上の資源を元に生命を育んでいるし、 その資源を受け取る資格を有している。線引きに勝ったからと云っても地球の資源は最早あなたの国の専有物ではないのです。 線引きの為に地球の生命力を損なうような核兵器など使ったら一時的に勝利したように見えても、 やがて勝ったあなたも地球という母船の寿命を縮めてやがて滅びて行くのです。
あなたの敵は何処に居るのですか。
あなたの国の敵は何処に居るのですか。
誰なのですか。何なのですか。
あなたの敵は、あなたの心の中に投影された、過去の人類の誤った戦いの、残影ではないのですか。
地球の民同志が戦って何が残るのですか。
先進国と云われる国々の若者達も、後進国と云われている国々の若者達も、あなたの生命(食べる資格、地球の民同志の戦いを忌避する資格)はあなたが守り、管理なさって下さい。 その為のあなた方若者達の意志を集める手段はあなた方が求めれば現代はいくらでも出て参るでしょう。
グローバル人類平等主義は、究極の平和主義なのです。
地球上に生命をさずかった諸々の、しばしの間の(夫々の)生命の花を咲かせるための地球なのです。
地球の民同志が争って線引きを、いくら引いても地球の資源は無駄になる事はあっても、決して増える事はない。
G7、G20国のトップ達にあなたの全てをあなたの人生の未来の花を咲かせる生命を任せておいてよろしいのか。
民主主義的手法によって選んだから、それで民主主義の役目は終わったのか。
違います。
自分の生命の行末を、自分が決められてこそ、真の民主主義ではないでしょうか。
〝永遠なる地球の民の子等に栄あれ〟
二伸
技術(AI等)が先行している。 思想が置き去りにされて付いていない。 技術の先行は人間性(とは何ぞや)を損なうおそれがある。 これからの思想をみんなで考えましょう。
この私の思い(考え)に賛成下さる方々の中に、外国語が堪能な方がいらしたら、翻訳して世界へ発信して頂ければ、大変有難いです。
日本の若者達への思いは、後日発表いたす積りです。
岩木荘にて起稿
1月24日自宅にて 了